マニュアル女性

 女性紙の特集でよく、「モテ服を極める!」や「モテる女子の秘密」といった特集を目にする。「男性はこういう服装が好きだ」「男性はこういう仕草が好きだ」といったことを紹介するものだ。
 確かに、男性にしかわからない女性の魅力というものはあるだろう。しかし、記事の内容を鵜呑みにしすぎて、すべてを実践してしまうと、ただのイタイ女になってしまう。
 例えば、「得意料理は肉じゃが」と言ってしまったり、わざと何度も男性の目の前で足を組み替えたり、不自然なほどの上目遣いを実践していると、まず、同性から冷たい視線を浴びることになる。「あの女、男ウケ狙ってあんなことしてる。」と思われて、同性の敵を作ってしまうのだ。女は「男に媚びる女」が大嫌いだからである。
 そして男性には、「この女、簡単に落とせそう。」と思われて、手軽な遊び相手として扱われるだけで、決して彼女候補にはなれない。
 雑誌に掲載されている「モテ服」や「モテる女子の秘密」というのは、言い換えれば「万人受けする個性のない服」「落としやすい隙だらけの女子の秘密」だ。真剣に交際できる相手と巡り会いたいならば、まず自分を分析し、自分にしかない個性を見いだすことだ。ビジネスの世界でも希少価値の高い物は珍重される。個性を伸ばし、希少価値を高めることが、「本当にモテる女」への近道なのだ。